ナンパアドベンチャー

ストリートナンパにおける〝最強″を目指すノンフィクション物語。「ナンパ×ドラゴンボール」でお送りします。

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♯15 伝説の超サイヤ人・ブロリー~オンリーワン症候群の末に~

2016年、晩春。

ゲットを量産していた3・4月から一転、おれはナンパに出る日が激減していた。

街でそこそこかわいい子を見かけても、トキメキを感じられず声かけることなくスルーしてしまう事が多くなった。



・超絶系美女(戦闘力90)を倒したことによる燃えつき症候群

・ゲット量産経験による飽き



これらが少なからず影響していたのは否めない。



だが、それ以上にある女性の存在がおれからナンパ魂を失わせていた



ブロリー0



話は超絶系美女を倒すほんの少し前まで遡る。









その子を見かけたのは、平日の夜の有楽町。

声かけ10人目くらいでフローに入っていたおれの視界に突如彼女が割って入った。



第一印象は知性溢れる美女。スカウターは戦闘力85を示していた。



いつもの好意系アプローチ。



彼女は拒みながらも会話が成立するだけのリアクションをしてくれた。



少し話しただけで、頭の回転がいい子だと思った。

苦手なタイプではない。

そして、声と言葉遣いが非常にきれいなところが印象的だ。

おれは声フェチである。



その子の目的地は少し離れたところのようだ。

おれは粘ることにした。



30分に渡る平行トーク



途中、彼女はもはや目的地には向かっておらず、おれとのやり取りをするために宛もなく歩いているように感じた。

しかし、連れ出し打診には一向に応じない。



その日は諦め、連絡先交換にとどめた。



・・・



アポは比較的すんなり決まった。

1週間後、某大江戸線駅にある穴場のイタリアンを戦いの場に選んだ。



この日の彼女は一回目会った時と同じように、髪を団子に束ねていて落ち着いた大人の女性の色気を醸し出していた。

身長はさほど高くないが、姿勢の良さがそれをカバーしている。

そして、服の上からでも分かる張りがあって形の良い胸がドキドキさせる。



店ではいつもよりも落ち着いたトーンでトークが進む。

外資系に務める27歳キャリアーウーマン。年収はおれの1.5倍以上もらっていた。

さすがに会話力も高く、話が盛り上がる。

しかし、なかなか主導権を握りきらせてくれない。



声かけしたときと同じ感覚だ。

心を許していそうで、どこか一線を引いている



あっという間に1時間半が経過した。

おれはこの日に仕掛けるか迷っていた。倒しきれるか微妙なところだ。



二日後に超絶系美女とのアポも取り付けていたおれは強気に攻めることにした。



瞬間移動!



自宅in



1軒目で飲みすぎたようで、その後のやり取りは記憶が途切れ途切れだ。

確かなのは、自宅内攻防では最長時間を記録した

休憩を挟むことなく、1時間半にわたって死闘と呼ぶに相応しい激戦が繰り広げられた。



気迫



4倍だ



気合かめはめ波



最後は気迫だけでコンプリートした



翌朝、彼女は次回を期待させる言葉を残しておれの家から出勤先に向かった。



・・・


その翌週、おれらは再度会うことになった。


その間、超絶系美女を倒していたおれはセルフイメージが高騰しており、余裕綽々で待ち合わせ場所に向かった。



しかし、現れた彼女を見ておれは内心驚愕した。



初めて髪を下した彼女が纏うオーラは、戦闘値の概念を超えた魅力を放っていた。


仲間由紀恵



後光が差すとはまさにこの事。。



これはもしや・・・



あの伝説の超サイヤ人・ブロリーではないのか・・・!


ブロリー



ナンパ始めて以来、この時ほどアポ中にテンションが高まったこともない。

その晩、おれは再度彼女と身体を重ねた。



・・・



超絶系美女(戦闘力90)とは価値観の相違から関係が終焉するのが見えていた。その超絶系美女よりもむしろ、おれはブロリーのほうに徐々に惹かれていった



そしてGWに彼女の地元長崎への旅行が決まった



先に長崎に戻っていた彼女を追いかける形でおれは初長崎上陸を果たした。

市街地にあるバス停で待ち合わせ。

彼女は地元の虎魚専門店を予約してくれていた。しかも、その日の会計は彼女が払ってくれた。九州女性の気立ての良さに感じた。

そして、稲佐山で100万ドルの夜景を見たあと、ワインバーへ。



知性と人生経験を兼ね備えた彼女との会話に実に楽しかった。

こういうと語弊あるかもしれないが、事務職やモデルなどの子とは次元の違うトークができ、お互いを高め合うことができる感覚はこれまでに味わったことがなかった。



お酒の勢いもあっておれは彼女に交際を申し込んだ



「ブロリーさー、おれら付き合おうか」



ナンパ開始して1年弱経ったが、本心で言ったのは初めてのことである



おれは長期的関係のセフレは作らない主義だ。これからもこの子とは会っていきたいと思ったから彼女にするという選択をした。

ただし、この時のおれの心境としては好きでたまらないというわけではなく、ようやく彼女に値する子に出会った、というのが正直なテンションだ。



「付き合わないよ」



・・・



おれは耳を疑った。

聞き間違いか?

確かに酒を飲みすぎてはいた。



「なぜ?」


彼女の言い分はこうだ。



いまは仕事に没頭したいから恋愛で振り回されたくない。そして次の相手で最後にしたいから慎重になってしまう。

もう少し時間ほしい。



「そっか。ならそうしよう」



意外な回答に面喰いながらも、彼女が自分にゾッコンになるのは時間の問題だと思った

振られたことにより、恋の火種が密かに焚かれたことにおれ自身まだ気づいていない。




2泊3日の長崎旅行でさまざまところに行った。

大瀬埼灯台やグラバー園。

強風により楽しみにしていた軍艦島への上陸ツアーが中止となったことは残念である。



・・・



長崎旅行から戻ったおれらは週に2度は会うようになった。

きちんとデートすることもあれば、夜中にうちに泊まりに来るだけの日もあった。



心が通い合っている



そう思わせることが度々あった。

彼女もそうであるのを疑う理由はどこにも見当たらない。



そして、おれの彼女に対する想いは確かなものに育っていた



その間に、22歳女優(超絶系美女タレントとは別人)や銀座高級ラウンジキャストとも関係を持ったが、彼女と比べたら完全に色褪せる存在として目に映った。








月が変わり、6月の上旬。



しばらく予定が合わず、10日ぶりに会うことになった。その頃は多い時に週3会っていたので随分ひさしぶりな感じがする。



おれは久々に会えることで胸がいっぱいになっていた。ゾッコンになっていたのはおれのほうだ。



六本木のイタリアンで食事したあと、おれらは流れに任せてクラブに入った。

一緒にベットで眠りにつくのではなく、少しでも長く起きて彼女との時間を共有したい。



どれくらいクラブ内にいたかは覚えていない。朝方べろんべろんになって自宅に一緒に帰った。

ベットに倒れこむように寝た。



昼前に目覚める。



あの子の姿がない。

電話しても一向に出ない。



二日酔いで感情が昂っていたからもしれないが、おれはのたうち回った。

なぜ彼女は自分の傍にいてくれないのか。彼女独特の距離感がおれには耐えられなかった



夕方になってようやく電話がつながった。

あまりの気持ち悪さに自分家で寝たかったという。



恋人ってそういうものだっけ。

あーそうか、おれらはまだ付き合っていなかった。



その日おれは再度彼女を呼び出した。

そして、かつてないほど真面目なトーンで交際を申し込んだ。たぶん人生で初めて「愛している」という言葉を使った



「今は付き合えない」



彼女の答えは変わらなかった。



おれは彼女の戦闘力の前に完全に屈した。


ブロリー②



・・・



その後もおれらは会い続けた。

しかし、気持ちの乖離がどんどん大きくなっていくのを感じて、おれは精神的に完全に参っていた。

彼女がトーンダウンとしているというよりは、おれの気持ちが抑えきれないほど膨らんでいったのだ。



おれは彼女に手紙を書いた。そこに思いの丈をすべて詰めた。

自分がどれだけ彼女を愛しているかを。

A4縦でびっしり3枚。




「ありがとう」

手紙を読んだ彼女はお礼を言ってくれた。



ただそれだけだった。



・・・



不眠症に陥るほど、おれは恋の病を煩っていた。四六時中、彼女のことを考えるようになった。



このままでは良い結末を迎えないことを感じたおれは、冷却期間を設けることにした

しばらくこちらからは連絡しない。向こうから連絡が来た際に無視はしないが、会う打診はしない。

忍耐の日々が2週間ほど続いた。



しかし、ある偶発的な事故により、突如おれは彼女と会うことになった。

平日の夜中に彼女の家の近くに出向く。



約2週間ぶりに会った彼女は一層きれいになっていた。最近ダイエットを始めたことは聞いていた。



すぐそばにいながら、果てしない心の距離を感じる。

大袈裟でなく、この世の何物にも勝る存在であり、この子以外のすべてが無価値なものに思えた



しかし、同僚との飲み会で酒が入っていたおれは、あろうことか彼女を詰めてしまった。



これまでも幾度もおれの告白を退けてきた彼女だが、この時初めて心が完全に閉ざされたのを感じた。



「もう会えない」



目の前をダンプカーが通り過ぎる。

一瞬吸い込まれそうになった。



おれは必至に縋り付いた。

例え友達でもいい。つながりは絶やしたくない。

涙を流しながらそう訴えた。



「LINEも番号も消して」



彼女はおれに一切の希望を抱かせないよう、徹底的に突き放した。



確かな終焉が訪れた。



その日は一睡もできなかった。

経験したことのない絶望感と喪失感が、様々な後悔をはらみながら襲いかかってくる。



こうしておれはブロリーに一度は勝利しながらも、完膚なきまでに叩きのめされたのだ。



つづく



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